大阪メトロ様:廃車再生プロジェクトサポートギミック(01)
2021年5月から大阪メトロ様で行われた「廃車再生プロジェクト」に参加させていただいたプロダクトデザインVRオブジェクトギミックの一部です。
ネット上で形状確認を行いながら商品開発をスムーズに進めることができます。
『沢山の
このページでは、私が定年退職してからも今までにお仕事をさせていただいた様々なお客様との制作現場で体験したことや得られたスキルを、もっと多くのお客様のお役にも立てないかと考えていたことがひとつ実現できたことへの感謝と御礼、これからもその取り組みを続けて行くこと綴ったアーカイブページです。
今回は、大阪メトロ様の「廃車再生プロジェクト」に携わらせていただいたことをご紹介したいと思います。
定年を迎えて1年が過ぎようとしていた2021年の5月、大阪メトロ様が『廃車再生プロジェクト』の取り組みを発表されたネットニュースを見て、その趣旨である『廃車車輌を再利用してもっと沢山の方々に親しんでもらいたい。』との趣旨が、日頃の私自身の思いに通じるものだと共感し、その『廃車再生プロジェクト』へ参加することへ応募をさせていただきました。
しかし、応募したものの大阪へ帰阪してまだ5年の、しかも定年した高齢者のクリエイターを大勢の現役クリエイターや多数の製造企業が応募される中で選んでいただけるかどうかとても不安でした。
結果を待つこと数週間が過ぎ、幸運にも私の企画したいくつかの商品案が3つも採択されて、頭の中で生まれたアイデアをそのままに、鋼鉄部品を分解するのに悪戦苦闘しながらモックアップ制作する日々が始まりました。
企画を練るとき、大阪メトロ様の御堂筋線を走る10A系(1987年製、10両編成)の車輌のどこの部品をどう使わせていただくか考えながら、合わせて再利用で作ったものを購入される人がどういった人なのか、購入される目的にはどんなことが考えられて、どんな場所でどのように使われるのかを客観的に自分自身に重ね、わくわくする思いで考えました。
また、私自身で作り出せて加工できるもの、元のイメージを損なわないデザインにという点に注意しながら商品像を固めていきました。
採択された3つの商品のうち、ひとつは一般の方が普段の生活シーンで、老若男女、大人も子供も触れられるものとして、キッチンや洗面所、お風呂場などで使っていただけるようなもの、尚且つ、使うことで、手に触れたときに通勤や通学時に乗っていた車輌の懐かしい思いを感じれるものとしてタオルハンガーを考えました。
>>タオルハンガー制作ストーリー
(※大阪メトロサイト様)
このタオルハンガーの制作では、毎日の生活シーンで目にしたときに懐かし印象を感じられるような優しい色合いのバンド部分を想定し、その購入には大阪市内の北区や南区、西区など自分で歩いて回れる限りを足繁く素材を探して買い求めたものを手作業で裁断、加工して制作しました。
ふたつめは、同車輌の運転席にある速度計などを再利用したウェザーメーター。みっつめも同じく運転席の左壁面配電盤に備えられた電圧計などを利用したテーブルクロックを考案。
このふたつの制作では、私の得意とするの3DCGを使って、外観やクロック構造などを3次元で再現し、大阪メトロ様の方にもネットを通じて
(※VRはこのページ上のVRオブジェクト紹介でご覧いただけます。)
2021年5月から大阪メトロ様で行われた「廃車再生プロジェクト」に参加させていただいたプロダクトデザインVRオブジェクトギミックの一部です。
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